A D D I C T

7/14/2008 Unknown 0 Comments



このところ美味しんぼ再読?周目かに突入しています!

つーか100巻超えして主人公:山岡士郎とその父:海原雄山は和解したみたいですが・・・
もうそんなのはどうでもよくて

人情劇~政治批判などなど~もちろんお料理レシピ的にも異常に密度の濃いこの漫画を読み返す行為は自分にとって病み付きというか完全に中毒です:って説明してるこの文章からもこの漫画のクドさがわかりますね?w?

中毒にもいろいろあるとおもいますが
予定調和の中毒性だと「宮崎駿のアニメを何度も観てしまうけどやっぱ感動した!(disりのパターンもあるよね)」とかドラえもんとかドラゴンボールやサザエさんや寅さんをついつい見入ってしまうのと近いかも・・・/あと達成感の中毒性としては「ロード・オブ・ザ・リング5回目制覇!(50時間かかります)」とか「ゼビウス 3周目!」「テトリス99ライン達成!! 」や「山田洋次作品全作制覇」などと類似しているのではないですか?え?違うかな?ま~いいや/それにしてもゲーマーかアニヲタかみたいな~どちらにしてもA系の偏った例えしか思い浮かばない貧相な脳みそですみません・・・

とにかく25年の歴史をもつこの漫画を所有していて何ヶ月かおきかに気になっていつしか読み始めてしまい「美味しんぼLOOP」にはまってしまうのです→今回は少し変化をつけようと最新刊からリバース読みしています

最初は山岡も雄山も親子そろってとてもガラが悪くて(絵も汚くて劇画過ぎてギャグもしょぼくて昭和過ぎてほんと重いのよ;)悪態のつき方とかも放送コードぎりぎりの台詞もたくさん飛び交っていましたwwwところが!山岡が同僚の栗田と結婚し、雄山にとっては孫となる子供(しかも双子)が生まれる頃から~そんなアホ臭い貶し合いは徐々に少なくなって絵柄もものすごく淡々として~コイツら血の通った人間ですか?みたいな無表情なロボっぷりには笑わせていただきました



大きなテーマとして「日本全県味巡り」という日本食文化保存的なシリーズに突入した頃から~回を重ねるごとにどんどんロボ傾向は強まり~超機械的でなんにも面白くないレシピと文化の説明漫画になってしまいまして~周囲を巻き込んでの「派手なお料理親子喧嘩」の楽しみもなくなってめっちゃ無機物な代物になっていました:有る意味コレはコレでどテクノで楽しめるのですが・・・よっぽど美味しんぼマニアじゃないと正直こんなのちっとも面白く無いとおもいます・と、おもっていたら勝手に父子和解して連載終了してるしね ~まーどっち道潮時だったとはおもいます

ザザーと説明しましたがこの漫画はギャグ漫画です~食に対して芸術だとか高尚な事を言いまくっていますが・・確かにそのとおりともうところはいくつもありますけれど、基本的には派手な親子喧嘩を傍観する漫画であり山岡達出演者によるちっとも笑えない古すぎるギャグを無理して笑ってみたりのドMな親子喧嘩with料理漫画なのだとおもいます



とか言いながら実はお料理にMecha-Kuchaはまってしまったのもこの「美味しんぼ」がきっかけだったりするので~結局教科書というか初心を忘れないために(←何の初心だろ)この物語を繰り返し読むのだとおもいます/実はいい話もいっぱいあるんよほんとはね/それにしてもこんなものをバイブル的に全巻所有して読み返してるなんてほんとに大丈夫ですか?オレ?