EDM/DEEP MUSIC/FUTURE/BASS 最深ディープミュージックから最新ポップスまで〜HIROSHI OGAWAオリジナルソング公開やライヴ情報、気になった事をご紹介。
◤Ambient~Chill & Bass & Future.Japanese chill bass! "∅g∂ω∂ - World Made By Us" /【世界=我々】チルベース&エモ!フューチャポイット◢
「WORLD MADE BY US」
このキャッチコピーてかスローガン的な言葉は2年と少し前くらいに思いついたフレーズで、曲のメロディもその頃に作っていてそれをリメイクした感じです。
「WORLD」繋がりのお話で、昨年リリースされたPorter Robinson/ポーターロビンソンのアルバムタイトルにはっと驚きました。彼がOWSLAから2011年に"Spitfire"をリリースしたときの超ハードコアで超ピュアな鮮烈さには全身の血が呼応する如く震えました。
年齢も住まう環境も全く違うのに、音から感じとる彼のペルソナはまるでかつての自分自身の様に感じました。
人は本を読んだり映画を見たり音楽を聴く時、みんな主人公または作者に感情移入したりすると思うんですけど〜このポーターロビンソンの作品やスクリレックスの縦横無尽さやDillon Franscisのお笑い感覚やZeddの緻密な部分などの感覚はそれまでにない気持ちで共感/共有することが出来ました。
自分の持つ潜在的な意識を具現化した音楽家が一度に現れたことは本当に衝撃で興奮しましたし〜とても嬉しいことです。EDMシーンが盛上がったのも現代の子供達の感覚の代弁者であるヒーローが映画の様な筋書きで登場し活躍したからでしょう。
EDMのことを音楽ジャンル的に考えたりとか狭義な見方で誤った解釈をしている人が結構いると思うんですが、それはそれでも良いんだと思います〜興味がないなら仕方ない。けれど、そういった偏見は芸術的観点からは未来推進派の足を引っ張る異分子となったりもしますが、そんなのどこにだって世界中にあることです。
現代のネット時代のクラウド的フラット思考から考えたらアホらしいことだらけのこの世の中ですけれど。でもこれから世界は情報による透明性とかとともに新たなる文明を築いていく最初のステージにやっと上がったばかりの感じがするんです。
ここ2〜3年の人々の意識の進化速度はこれまでの何十倍というスピードになっていると思いますし、それが日常となっています。
インターネットが繋いだ「世界の意識=意識の世界」この言葉遊びの様な感覚がこれからの人類に必要な「暗黙の秩序=常識」になり、古いデータを改新して理想的な未来を構築していくのだと思います。
とか、そういうことを考えながら作ってみましたら〜特に引っかかりもない(多少ありますが〜笑)サラサラの曲になりました。
まーハイハットが刻んでいない、ゆるやかで自由度の高い時間があっても良いでしょう?笑