◢「EDM(Electronic Dance Music)ってなんや?」投稿から1年後の世界 ◤

8/26/2013 Unknown 0 Comments



以前、投稿した「EDM(Electronic Dance Music)ってなんや?」という記事から1年経過した、EDMシーンの成長過程と現行シーンについて書いていこうと思います。

この1年間のダンスミュージックの音楽的成長〜進化の速度と情報の拡散はもの凄い勢いでした。インターネットが現在程普及していない以前の状況ならば、2〜3年から5年程かかっていたはずのシーンの成長が僅か1年程でここまで成熟するとは驚きです。

全世界で日々生まれる新しい音が、SoundcloudやYoutubeなどで即時共有されます。

メキシコのベッドルームで作られた楽曲が、通学途中のフランスの学生の耳に留まり〜即〜刺激されてiPhoneやiPad等で作曲が始めることが可能で、しかもそれらの楽曲がすぐにネットにアップロード出来てしまい、またその曲をオーストラリアで聴いて、、、といった具合にテクノロジーと共に無限進化/拡張化ツールとしてインターネットの活用がここまで如実に現れたのは本当に嬉しい事です。

同時にEDMはアメリカ大陸への浸透後、巨大フェス等で瞬く間に莫大な経済効果として普及しました。世界全土でEDMというキーワードとその質感は共有されて、地球レベルの大きなエネルギーへと昇華しています。音楽のポップチャートでもZeddやAviciiといった歌心のある若きプロデューサーが活躍し、まさに今!それら大きくピュアなエネルギーによって、この世は新しい世界へ書き換え/塗り替えられている真っ最中なのではないかと感じます。

これぞ愛の共有でしょうか?

EDMというシンボルが「愛」というペルソナになり、音楽を介しみんなそこに集結して行く”正の走愛性”とでもいえるムーブメントになりました。まさに3rd Summer of Loveです。音楽により、あらゆる宗教や言語などの理由で異文化との交流を束縛する鎖を解かれフラットな意識になり世界中の人々が共有出来るシンボルが現在のEDMなのでしょう。

EDM命名〜拡散後に生まれるダンスミュージックの全てが愛の共有装置になってくれる事を祈ります。

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★それでは、2013年の夏までのめぼしい楽曲や注目アーティストを挙げてみる事にしてみましょう。

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◎1年前にUMF TVがGeneration Nextとして注目したHardwell、NIcky Romero、Zedd、Porter Robinsonが、この一年世界中でEDMが浸透するきっかけとなった代表選手と言っても言い過ぎではないと思います。AviciiとSkrillexは若手でも1年先輩のクラスになっていますね。



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◆Hardwell



まさにヤングTiestと呼称するにふさわしい統率力で世界中のクラウドを沸き立たせています。

若いけれど長いキャリアのほとんどを自らのYoutubeチャンネルで公開して全ての過程を共有出来るように、まるで育成ゲームの中に入る様な一体感で感情移入する事が出来ます。

Hardwell率いるRevealed Recordingsでは更なるネクストジェネレーションのDyroやDannicなどの若手も揃い、揺るぎない実力と才能が、力強い団結力でもはやシーンの巨頭レーベルとなっています。


- Hardwell & Dyro feat. Bright Lights - Never Say Goodbye -

◆Nicky Romero



Hardwellと同じくオランダ出身。
オランダやスウェーデンにはEDMアーティスト育成機関でもあるのでしょうか?という程に各国の芸術に対する価値観の格差を感じます。彼のキャリアも長く、私のiTunes曲リストで検索してみたら2009年が最初の追加日となっていました。

彼の特徴は音響の空間作りの素晴らしさにあるかと思います。エレクトロニカ以降の良音響を披露するジャンルとして当時はミニマルが流行していました、その頃に丁度デビューしたようです。

実際どの曲も耳に心地がよく、斬新な音で彩られた楽曲ばかりです。ここ数年で自らのスタイルを完成させ、2〜3秒聴いただけでこれはNicky Romeroの音だと認識出来るようになりました。

David Guettaとの合作やNervo、Krewellaといった女性アーティストとのコラボレーションで活動範囲をどんどん拡げている真っ最中です。


- Nicky Romero & NERVO - Like Home -

◆Zedd



既に説明の必要も無いかと思いますが、ドイツ出身の天才音楽家です。

2010年に「Anthem」という挑戦的な曲名でデビューをしています。本格的に注目されるようになったのは、スクリレックス/Skrillexの名曲「Scary Monsters & Nice Sprites」のリミックスやDavid May feat. Max Urbanの「Facebook Love」というリミックス曲のリリース以降です。

ドイツ人らしい緻密なプログラミングと異常なまでの耳の良さと、優秀な音楽学習環境であった事を伺わせる楽曲構築の巧みさなどどこをとっても隙のない素晴らしいアーティストであると思います。Twitter等の発言や、DJ時のMC、楽曲の歌詞制作に至るまで言葉遊びが大好きで詩的でひねりの利いた言葉選びをする青年です。

代表曲「Clarity」はアメリカポップチャートで上位ランクインし、現在Aviciiの「Wake Me Up」と肩を並べるポップEDMソングとして世に浸透しています。


- Zedd - Clarity (Official Video) ft. Foxes -


◆Porter Robinson



代表曲「Language」が大ブレイクしてまだ1年数ヶ月ですが凄まじい勢いで知名度は上昇中です。

「Say My Name」という曲をリリースしたときにエレクトロ〜ブレイクスから派生したComplextro/コンプレクストロという新ジャンルの枠組みの中にLazy Richらと肩を並べていました。曲中のプログレッシヴパートでのトランス色の強い音選びと、バキバキのコンプレクストロビートとシンセの音像はデビュー当初より圧巻でした。

デビュー翌年の2011年にはスクリレックスのOWSLAからアルバムをリリースしました。この内容がまたまた驚愕でした。

オープニングメロディで完全に心を鷲掴みにされます。悲しくも美しいメロディと、それに対峙するゴリゴリのグリッジ音やWobbleベースと凶暴なリズムはこれまで全く聴いた事のなかった新しい音楽でした。

Skrillexのアルバムに匹敵する程の内容でしたが、若干過激過ぎる部分もあったのか、このアルバムの浸透度合いはいまいち低かったのではないかと思います。

しかしながらアルバムに収録された名曲「Union」「Seconds」は当時18歳で創り上げたとは思えぬ完成度となっています。この2曲の世界観を更に押し進めて、丹念に灰汁引きし熟成した挙げ句が「Language」完成へ至った経緯ではないかと思います。

後のMat Zoとの合作「Easy」も素晴らしい出来映えで、今後リリース予定のアルバムはより一掃の期待と注目を集めています。


- Porter Robinson - Language (Official Video) -


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◎ベースシーンも目紛しい発展の1年だったと思います。ダブステップは勿論、ムーバートンやトラップなどEDMのストリート部門とでも表現出来そうな低音の効いたグルーヴミュージック。ヒップホップ由来のものや、ドラムンベース由来のドラムステップ等やブレイクス、グリッジ系やチルアウト系に至るまで。実は進化の幅広さと速度では4つ打ち系の比ではない程の雑多性と浸透率であったと認識しています。

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◆Krewella



ドイツ出身の姉妹とレインマンというトラックメイカーの3人構成のユニットです。

彼らを知ったのは2011年暮れ、SkrillexのEP/Bnagarangに収録された「Summit」とう曲がリリースする前にリークされていまして、その曲に彼女達の歌声とレインマンのエディットを施した「Breathe ft. Krewella (Vocal Edit)」というタイトルでBootlegリリースされていたのが最初だったと思います。

この曲はスクリレックスのアルバムでは当時サニー・ムーアのステディであったEllie Goulding/エリー・ゴールディングがヴォーカルとして歌をのせていますが。このKrewellaエディットの「Breath」のほうが全体の完成度も高くて、実際のリリースもKrewellaがヴォーカルという事でリリースされるのかと思う程の出来映えでした。

その頃から、Skrillexにとても近い音のフォロワーで、更に情熱的なロック由来の歌声がのっていて大変魅力のあるユニットで個人的に大注目していました。

当時はスクリレックスの名前が世界中に広がっている真っ最中で、特にアメリカ大陸のアーティスト達は自国からのヒーローの出現に歓喜していました。ダブステップ/ブロステップ(Dubstep/Brostep)なるU.K.原産の140BPMのエモ・ビートと破壊的なノイズシンセ音に魅了されたフォロワーは枚挙いとま無く出現して本当に猫も杓子も状態でどっちを向いても「Drop da Bass!!」状態でした<笑。自分もその中の一人ではありまして、私事ですが(;)同じ頃に黒木メイサさんの「Wired Life」という曲をダブステップ・リミックスさせて頂いたりもしました。

Krewellaは間違いなく大勢に認知されるだろうと確信していました。

ダブステップに多くみられるハードロック/メタル系由来の音楽ルーツやヴィジュアル、抜群の歌謡センス、レインマンの正確無比でヴォーカルメロディに負けないキャッチーなリフと楽曲構成は唯一無二です。新たなバブルガム・ポップ的な印象さえ与える彼女達の存在はこれから最も注目すべきアーティストかもしれません。



◆Dillon Francis



2011年はNew School Bass元年といえる程にムーバートン/Moombahtonやダブステップが広まり成長した年でした。
その中で独特のメロディセンスと雰囲気を醸し、ひと際輝いていたのがDIllon Francisでした。

天才倶楽部/OWSLAのなかでも、彼の作為的なヴィジュアル露出やMVやその他でみられるコミカルな奇行に釘付けになっていました。楽曲は郷愁感たっぷりのソフトな上モノシンセにポップセンス抜群の構成とベース文脈のスタイルを絶妙に配合させる、何ともデザイン性の高いハイセンスなものです。

DiploのレーベルMad Decentからのリリースが中心となり、事実Diploの片腕的〜弟分的存在として可愛がられているようです笑。

早い段階からFlux PavilionやDoctor PなどU.K.のアーティストとの深厚があり、リミックス作品もリリースしていました。その後も長者Calvin Harris/カルヴィン・ハリスとの絡みやごく最近リリースされたTottally Enormous Extinct Dinosaurs/T.E.E.D.をフィーチャーした曲等からみるように、繊細だけれど芯のある〜U.K.独特の音楽文化とアメリカ西海岸の陽気なファンキーグルーヴなどが渾然一体となった実に興味深い変異体(変態<笑)であると早くから注目しています。

人をおちょくる事に命がけで、でも嫌みも無く憎めない、このお調子者の将来はもしかしたらスーパーコメディアンとしてハリウッド映画で主役を演じ世界中の人々の笑顔を独り占めにしているかもしれません。


- Dillon Francis ft Simon Lord "Messages" -


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◎他にもポップ路線を主体にしているMadeonや、ハードスタイル系でも歌心があって毎作驚きの発明を魅せてくれるShowtekや、ロシアのプログレッシヴ貴公子Arty、U.K.のマルチタレントMat Zo、アメリカベースシーンの最重要ネクストジェネレーションのCandyland
などなど、沢山の優れたアーティストがいます。ここからはそれらの才能に注目し、書き進んで行こうと思います。

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◆Madeon



世界が震撼したMadeonのデビュー作はあのDeadmau5の名曲「Raise Your Weapon」のリミックスでした。

繊細/微細なエディットと高貴なポップセンスにフランスの底力と彼自身の気高さを感じ取れます。「Raise Your Weapon」のリミックス手法は前述のとおりフレンチポップの血脈、エレクトロ文脈、ネット世代ならではの彼自身の英知の結晶であると思います。

当時のDeadmau5による原曲は、アンチダブステップを掲げながらもダブステップ的展開をきっちりはめ込み、名曲「I Remember」以来の心に染み入る歌詞の素晴らしさに世界中は感動し涙していました。

しかし!
まさかこういうベクトルで攻めてくるとは「正真正銘の策士が現れた!」というかんじで本当にみんな目から鱗でした。世界中が流した涙全てを爽快な旋風でダンスの汗として昇華させてしまう様な、もはや「心の化学変化の実験大成功」という感じの大業を成し遂げた訳ですが。なんと楽曲制作当時のMadeonの年齢が16歳という、、、「は?」って放心しましたというか言葉にもならないハプニングでした。

AbletonのMidi Padを巧みに操るMadeonはその後も、彼のタレント性を写すポップ方面へのリリースを数々してきました。オリジナルインストゥルメント曲もなかなか良いですが、リミックス曲やヴォーカル入りのプロデュース曲において彼の真価は発揮されているように感じます。Martin Solveigの「Night out」のリミックスの出来映えも最高でしたし、Ellie Gouldingの曲「Stay Awake」においてのドラムステップ的アプローチとそのポップセンスは秀逸でした。

勿論「The City」などのオリジナル曲も、また別の楽曲においても、かなりの水準で素晴らしい作品であると思います。天才的な作品をリリースするとどうしてもそれ以上の産物を人は期待してしまいます。現在19歳(まだ?!笑)なので、これからの偉業を確実に期待出来るアーティストの一人です。


-Madeon - The City (MUSIC VIDEO) -



◆Mat Zo



若手ながらかなりのキャリアの持ち主です。

トランス文脈、ブレイクビーツ/ドラムンベース文脈、ブラックグルーヴ文脈などあらゆるジャンルの音楽性を操るマルチタレントの持ち主です。私のプレイリストには2007年からチェックする事が出来ます。

本格的に注目されるようになったには、2012年にAnjunabeatsからリリースされた「The Sky」という代表曲からではないかと思います。後に合作するPorter Robinnsonの「Language」を想起する様な(もしくは影響された産物?)、精神の深淵に触れる様なディープでとても美しい楽曲です。

「Language」と「The Sky」でたくさんの喜びや悲しみといった心情を余す事無く出し切った感のあるMat ZoとPorter Robinsonの二人は名曲「Easy」でタイトル通りのイージーで軽く陽気な雰囲気をパッケージする事に成功しました。

現在23歳でありながら既に燻し銀というか、例えるならSF映画やゲームなどのファンタジー世界におけるちょっぴり怪しい古物商のお爺さん?的な、ちょっとこの世のものとは思えないコミカルでかわいらしくでもちょっぴり怖いところもチラチラ見えるような~幻想世界の住人のような抽象的な印象を彼からは受け取れます。

といっても普通の元気な若者だとおもいます<笑、これからもガンガンWill.I.Amに盗まれる様な良作リリースを期待しています!


- Mat Zo & Porter Robinson - Easy (Official Video) -



◆Showtek



名曲「Get Loose」で本格的にブレイクしたオランダの兄弟ユニットです。

キャリアはかなり長いようですがShowtekとしてのリリースは2012年からのようです。「Cannonball」など、ほぼ全曲が名曲ではないかという高水準なハードスタイル楽曲をリリースし続けています。

なぜかOWSLAからリリースされた「Get Loose」の異常なまでのアグレッシヴな音像と展開はハードスタイルの中でも最もハードコアの部類に入る曲だと思います。Tiestのリミックスではかなりやんわりした曲調になっていますので激し過ぎるのが苦手な場合はそちらをご所望下さい笑。

彼らの真価はリミックスワークや歌もので発揮されているではないかとも感じます。

アメリカのポップチャートで一躍有名になったCarly Rae Jepsenの曲「Tonight I'm Getting Over You」のリミックスの出来映えは個人的には大のお気に入り曲です。このリミックス曲の素晴らしさは、ブレイク時にユラユラと浮遊するシンセのムズムズ感から、一気にハードパートへ上り覚醒して行く過程のバランス感の良さ。ハードパートの音選びや旋律の選択も超秀逸で、何度聴いても泣ける、美しさと激しさのバランスが巧妙で心に響く良曲になっています。激プッシュですね笑。

最近リリースした「Booyah」という曲も決して一筋縄ではいかないエンターテイン楽曲です。ラガスタイルのヴォーカルが観衆を煽り、大ブレイク後にはドラムンベースに移行してしまうという超展開の思いっきりの良さは爽快の一言。この夏2013年のTomorrowlandでもDavid Guettaが大観衆を前にこの曲をチョイスして、会場は大爆発となっていました。

まるで、全盛期のThe KLFを思い出すかの様なハチャメチャでいて〜納めるところはきっちり納める確信犯。次に何が起こるんだろうと毎回期待してしまう、SFコメディアクション映画を見ている様な、枕詞が幾重にも重なり1粒で何度も美味しい。そんな多重構造の世界観をサラリと作ってしまいます。

今後、要要要注目のアーティストである事は上記のとおりです!


- Showtek Feat. We Are Loud & Sonny Wilson - Booyah -



◆Arty



Mat Zoと同じくAnjunabeatsをメインレーベルとして多数の曲を発表している、トランス/プログレッシヴアーティストです。

壮大な展開とでシンプルな構成の楽曲はまさに大聖堂に鳴り響く教会音楽です。命の有り難さが心の奥底からこみ上げてくる様な、心地よく素晴らしい旋律と音像は〜大ボスAbove & Beyondさながらのホワイトヘヴンスタイルです。

「Day After Day」の泣きメロディなど誰もが羊水内で聴いてたんじゃないの?的安堵の極地ですし、トランスミュージック〜映画音楽等も手がけるベテランのマルチタレントアーティストのBTとの合作「Must Be The Love」も同様に。(自分は男ですが)子宮に響く音というか、生命の根幹に訴える巨大な器というか宇宙的エネルギーを感じ取る事が出来ます。

サイケデリックな心の奥底、リスナーのDNA内まで時空ワープして全ての生命の起源まで遡り〜過去も現在も未来も自分も他人も全てを同一化させてしまうこの感覚こそがスピリチュアル・トランスミュージックの神髄ではないでしょうか?

なんにせよ現時点でこの大業ですので、この未来に一体どれほどの素晴らしい音楽が紡がれるのか期待せずに入られません。


- Arty, Nadia Ali & BT - Must Be The Love (Official Music Video) -



◆Candyland



まだコレと言った代表作の発表はありませんが、最新音像や最新音楽理論を模索する探求ぷりは賞讃です。

2011年辺りからベースシーンではかなりの注目株になっています。
彼らの特徴はとにかくもの凄い勢いでリミックス作品を乱発するところと、その毎度の楽曲におけるクオリティの高さにあると思います。グリッチ、エレクトロ、ダブステップ、ムーバートン、トラップなどあらゆるベース文脈のスタイルを自由自在にミックスして、Krewellaとまではいきませんが、どの曲も必ずポップの範疇へ肩足を突っ込む神バランスの曲作り、アンダー/オーバーの架け橋となる重要なジョイント役として機能しているように感じます。





ということで2012年夏から2013年夏まで特に活躍した新人枠のアーティストを中心にご紹介しました。

とりあえずは、『「EDM(Electronic Dance Music)ってなんや?」投稿から1年後の世界』ということで新たなエネルギーに目を向け、今後の音楽進化におき間違いなく主要なメンバーになるであろうアーティストをご紹介した次第です。諸々参考にして頂けたら幸いでございます。

勿論ここに抜粋した意外にも実力のあるアーティストは数多存在します。
それらについては今後、少しづつ紹介して行けたらと思います。

そして、この場から新たなアーティストを目指す人が出て来ても心強いし、DJでもレイヴァーでもダンサーでもなんだっていいです。誰でもが同じ価値観で音楽と共に「愛」を共有出来る、素晴らしくも美しい世界を我々で作って行けたらと考えています。

今後ともどうぞ宜しくお願いします!



著者:小川裕史 (OGAWA)

-プロフィール-
ダンスミュージックを中心にあらゆる音楽を作っています。映画のサントラやJ-POPプロデュースなど、勿論DJもやります。2011年に黒木メイサさんのダブステップremix曲を制作させて頂き、いち早くEDMなど最新音楽を取り入れています。現在はアルバムを製作中です。

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