▶▶▶ EDM (Electronic Dance Music) ってなんや?▶▶▶
◉もともと、聖地イビサを拠点にEU\UKのダンスミュージックはトランス\プログレッシヴ\エレクトロ\ミニマルなどのスタイルを用い~流行のポップスから斬新で実験的な楽曲までカラオケレベルの浸透度で広まっていたのが。
フランスのエレクトロアーティストDAFT PUNK\ダフトパンクの大ヒットを皮切りに、ニューエレクトロ世代のJUSTICE\ジャスティスも世界中でブレイクした。
◉それから暫くし、米ヒップホップアーティストのカニエウェスト\Kanye Westは’フレンチエレクトロ’の重要性に即座に反応し。フランスの血脈を節操無く取り込んだDAFT PUNKとのコラボ曲から~本格的にアメリカにてEU産のエレクトロニックミュージックが浸透するきっかけになったのではないかと認識する。ポップ&オーバーグラウンド階層でのKanye West&DAFT PUNKタッグの'ヒップホップとエレクトロハウスの交配'はミュージックヴィデオも含めてとても衝撃的で素晴らしい出来事だった。
しかし!アメリカ側から見える表街道ではない~アンダーグラウンド方面(裏街道)からはもっと早いタイミングでアメリカ大陸へのプログレッシヴ&エレクトロミュージックの流入があったのも事実だった。
◉ネズミのかぶりものをしたカナダの青年Deadmau5\デッドマウスなくしては「EDMウィルス米大陸伝染補完」はしえなかっただろう。
Deadmau5は早くから’ストリート系エレクトロブレイクス’と’トランス由来のプログレッシヴハウス’を同軸にミックスして~デッドマウス節ともいえるシンセ音色や独特の曲展開で一世風靡をした。ダフトパンクからの影響も色濃く~かぶり物マウスヘッドやド派手な舞台セットのインパクトで観衆の眼を惹き付け、更に見た目のそれを凌ぐ唯一無二の音芸術としてのオリジナリティとであっという間にお茶の間アイドル的存在になった。
◉デッドマウスは祖国カナダ\米大陸よりも先にヨーロッパで成功したが、。最初にアメリカへ眼を向けコラボ相手に選んだのは、当時、若干迷走している感のあった’Kaskade’だった。しかし!コラボった超超超名曲’I Remember’と'Move For Me'は大成功し、アメリカ大陸にプログレッシヴハウスが本格的に流入\浸透していくきっかけになった。
◉そうこうしているうちにDavid GuettaなるEU音文化の良いとこ取り&模倣の達人が現れ!
あっという間に米セレブミュージシャンを巻き込んでゲストヴォーカルに迎えたりで、一気にストリートレベルまでヨーロッパの最新ダンスミュージックは浸透しました。アメリカ大陸の人々はヨーロッパへ眼を向け~EUの人々はアメリカにも眼を向け始め。David Guettaはまさに「EU⇔USAの文化交流大使」としての大役を果たしたのであった。
◉そこからは今のEDM。
デッドマウスは次の展開としてエモ系ロックバンド出身のサニームーア=「Skrillex\スクリレックス」を自身のmau5trapレーベルからリリースし、もともとUKが大元のダブステップ\Dubstepというジャンルを米大陸だけでなく世界全土に再認識させる事となった。
◉そしてスクリレックスは今年始めの米グラミー賞で3冠してしまうという何とも喜ばしい異常事態にまで展開し、「OWSLA」という自身のレーベルを設立してスーパーアンセム'Language'でお馴染みのPorter Robinsonやレディガガのプロデュースの噂もある天才ZeddやDillon FrancisやKill The NoiseやKoan Soundといったブロステップ\BrostepやMoombahton\ムーバートンなどの現代の最新最速ベースミュージックなどを網羅、しかも全て20代前半の若者達の手による革新ムーブメントという事実が素晴らしい!
◉ダブステップを始めとするベースミュージック文脈にはMAD DECENT主宰のDiplo\ディプロを忘れてはならない。
M.I.A.のプロデュースでバイレファンキを世界に知らしめ大ヒットし~後、ビヨンセ\Beyonceやアッシャー\Usherなどの大物プロデュースまでも手がける陰の総番長的存在。これらベースミュージックに、ヒップホップとの接点を滑らかにする役割的にブレイクビーツが加味され~現在のアメリカの音楽は断然!世界一面白い事になっているといえるでしょう。
◉Steve Aoki\スティーヴ青木のセレブ&パンクな振る舞いと優れた楽曲は類い稀なる超イケてるEDM特攻隊長!
◉全曲スーパーアンセムのAviciiなど天才過ぎてシャツがチェックしかなさ過ぎてとても好青年!
◉残念ながら解散だけどSwedenのYMOともいえるSwedish House MafiaのEDM隆盛の功績は多大だ!
◉というかTiestの神スマイルには全人類腰砕けの揺るぎなきNo.1 DJ!
ってことで駆け足過ぎる程に駆け足なEDM展開と歴史でしたが☛☛☛
☆まだまだこれから!
数多の「音楽、人種、文化…」が交配し進化していく!
楽しくてウズウズしてしょうがないよっ!!!!!!!
これぞ正真正銘の【3rd Summer Of Love\サード・サマー・オブ・ラヴ】
であり【EDM】の正体ではないか!
地球そのもの進化\成長を目の当たりにしているかのようにダイレクトに感じるのは私だけなのか?!?!?!?!?!`
目覚めよJAPAN!!!!!!!
目覚めよNIPPON!!!!!
起きろ!日本!!!!!!!!!!!!!!!!
【続編】- ◢「EDM(Electronic Dance Music)ってなんや?」投稿から1年後の世界 ◤
著者:小川裕史 (OGAWA)
-プロフィール-
ダンスミュージックを中心にあらゆる音楽を作っています。映画のサントラやJ-POPプロデュースなど、勿論DJもやります。2011年に黒木メイサさんのダブステップremix曲を制作させて頂き、いち早くEDMなど最新音楽を取り入れています。現在はアルバムを製作中です。
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