◤秀作ミュージックヴィデオ選/Jon Hopkins - Breathe This Air feat. Purity Ringなど◢ Lady Gaga,The XX,Mount Kimbie,Simian Mobile Disco,Anthony Dickenson,Aoife McArdle,,,

9/30/2013 Unknown 0 Comments


U.K.のアーティストJon HopkinsのPurity Ringを客演に迎えた新曲MVはとても美しい映像と音楽の融合です。

詩的でちょっと怖い絵本みたいな構成/脚本と〜高解像で絶妙なフォーカスと割りのカメラと、Purity Ringの青年要素が大幅に吹き込まれた先鋭音楽とが〜この上なく奥深い雰囲気を作り出すこの4分余りの物語に釘付けになりました。


-Jon Hopkins - Breathe This Air feat. Purity Ring-

ヴィジュアルはAnthony Dickensonという監督の作品で、他にもThe XXなどのMVも撮っています。

老舗レーベルWarpレコーズのアーティストMount Kimbieの最新アルバムからの曲「Home Recording」のミュージックヴィデオも素晴らしいです。

上下左右にパンする何層ものレイヤー映像が次々切り替わって行く様は、心の中〜頭の中に浮かび上がってはどんどん消えて行く記憶の断片が現実と重なりあったりしているような抽象的な美映像になっています。


-MOUNT KIMBIE home recording (official music video) full length-

Jon Hopkinsの別曲「Open Eye Signal」というMVのシチュエーション/カメラワーク/モデル/音楽全て含めて最高です。


-Jon Hopkins 'Open Eye Signal'-

このヴィデオはAoife McArdleという女性監督で女性ならではの柔らかい視点と発想から生み出された良作は、他にもSimian Mobile Discoの「Seraphim」という曲のMVも撮っています。


-Simian Mobile Disco - Seraphim -

この曲は去年のリリース作品ですが、久々に聴いたSimian Mobile Discoはとてもいい感じに進化していて驚きました。


前述のカナダ出身/男女2人のバンドPurity Ringの映像も素晴らしいです。

「Lofticries」という曲は4つのワンカット映像で構成されていて、どの場面にも不可解なフックが投入されていて観る側の想像力を否が応でも掻き立てるショートストーリー4本だて濃縮パック映像になっています。


-Purity Ring - Lofticries-

Purity Ringは先日レディガガ/Lady GagaのYoutubeチャンネルで公開された「Applause」のリミックスも好評で、U.K.の超老舗レーベル4ADからのリリースもしている要注目アーティストです。


-Lady Gaga - "Applause" - Purity Ring Remix-


これらの新感覚ディープスタイルの映像や音楽は、シンプルでさりげない景色の中に深い味わいが広がる/極上コンソメスープの如く、気持ちよい程に〜現代に渦巻く空気感〜世の雰囲気を着実に捉えているように思います。

アーティストが放つ創造力や発想を時間的にも技術的にも劣化しないで表現出来る、現代のデジタル&ネット時代の仕組みと好条件は、送り手にとっても受け手にとっても嬉しい限りのテクノロジー様様ですね。




著者:小川裕史 (OGAWA)

-プロフィール-
ダンスミュージックを中心にあらゆる音楽を作っています。映画のサントラやJ-POPプロデュースなど、勿論DJもやります。2011年に黒木メイサさんのダブステップremix曲を制作させて頂き、いち早くEDMなど最新音楽を取り入れています。現在はアルバムを製作中です。

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◤Ghost Loft/フューチャー (草食チル系) R&B最有力株◢ ゴーストロフト,Weeknd,Ta-Ku,Jj,PBR&B,Future R&B,Trap,Chill,,,

9/25/2013 Unknown 0 Comments




アメリカ/L.A.出身のGhost Lost/ゴーストロフト

情報が少な過ぎて詳しい事はわかりませんが、カナダのR&BアーティストWeeknd/ウィークエンドなどに近く〜チル要素の非常に高い最新形態のロック+R&Bスタイルアーティストです。


-Ghost Loft - So High-

音楽の基盤がR&B系なので低音やグルーヴに関してもきちんと安定した音像と構成になっています。チル/Chill系やアンビエント系の白人アーティストにありがちな(不安要素にもなり得る音の)線の細さなどは全く解消されています。

尖った音、キツい音、うるさい音など皆無の柔らかくビロードの様なマッタリした重厚感と〜さらっとした爽快なウィスパー系のヴォーカルと浮遊感のあるシンセが背景を埋め尽くす極上の羊水サウンドです。


-Ghost Loft - Seconds-

自らジャンルキラーと宣言しチルトラップ系で最近注目株のオーストラリアのアーテイストTa-Kuなどがリミックスをしたりしています。



個人的に大変好みのアーティストJjの「Beautiful Life」のリミクス曲もSoundcloudにアップしています。まさにJjの男性バージョンとでもいえるような似通った質感です。




-JJ - Beautiful Life (official video)-


低音のしっかり効いたベースと軽い音色のドラム~ピッチをオクターヴ上げたり下げたりしたコーラスが絡むのが特徴のこれらトラップ系ベース文脈には、なんとも形容のし難い新しい音楽が沢山生まれています。

こういった心というか肌身に直接語りかける様な潤い音楽が、ネットネイティヴの若者世代による「知の共有補完」以降〜時代性やそれに付随する価値観なども全部がフラットになっている並列意識には最も受け入れられやすい音楽ではないかと思います。正直、やっとこの時代が来てくれた!と感じる昨今です笑。





著者:小川裕史 (OGAWA)

-プロフィール-
ダンスミュージックを中心にあらゆる音楽を作っています。映画のサントラやJ-POPプロデュースなど、勿論DJもやります。2011年に黒木メイサさんのダブステップremix曲を制作させて頂き、いち早くEDMなど最新音楽を取り入れています。現在はアルバムを製作中です。

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◤ゼッド新作MV ★ Zedd - Stay The Night ft. Hayley Williams◢ Disclosure,Bondax,Alunageorge,London Grammar,Onerepublic,Avicii,Trap,New School Deep House,Bass,,,

9/24/2013 Unknown 0 Comments




9/24リリースのZedd/ゼッドの再発+αアルバム「Clarity -Deluxe Edition-」に封入されている〜ParamoreのHayley Williams/ヘイリー・ウィリアムスをヴォーカルに迎えた曲「Stay The Night」のミュージックヴィデオが公開されました。


-Zedd - Stay The Night ft. Hayley Williams-

名曲「Clarity」の爆発的ヒット(プラチナ獲得)から間髪入れずの策略的リリースです。

今回の曲は一年以上前にリリースされたアルバム「Clarity(初回盤)」から初めてのZedd自身のオリジナル曲となっています。

アルバム「Clarity」収録曲のOnerepublicのライアン・テダー/Ryan Tedderを客演に迎えた曲「Last at Sea」と〜Aviciiの名曲「Fade into Darkness」のピアノ旋律の美味しいエキスを抽出し再構成した様なトラックと〜パラモアのヘイリーをヴォーカルに起用する事でロックのスピリットとグルーヴを加味した絶妙のポップチューンとなっています。


-Avicii - Fade Into Darkness (Official Music Video) [HD]-


-Zedd ft. Ryan Tedder - Lost a Sea-

ゼッドの音楽的背景を余す事無く出し切った感のある本作は素晴らしい出来だと思います。ポップチャートに照準をおいた曲構成とその完成されたスタイルはEDMポップ最新チューンとして自ら絶賛更新中です。

曲中アクセントとして効果的に差し入れられた生ドラムロールはおそらくメタルバンドのドラマー経験のあるZedd本人の生ドラム録音のエディットだと思われます。

Zeddが起用するヴォーカリストはみなさん透明感があり、繊細ながらも独特の粘りと腰がある、彼の思い描く透き通った広大で美しい世界観に不可欠の歌声のディーヴァばかりです〜声質を生かした独特のフックのあるメロディにぴったり当てはまるシンセの電子音とトラックの構成は全曲秀逸の天才仕事です。

今回の「Clarity -デラックスエディション-」のリリースを区切りにまたもや新しいポップス新境地を切り開いていくとおもいます。

来年はEDM拡散後の新しい流れ〜「チル〜ディープ系の大きなシーン」が本格的に到来する予感がします。EDMの急激浸透でハード方面に突抜けきり〜暴走し疲弊した肉体と精神を癒す拠り所として、確かに次の巨大な波が来ています。

以前紹介しましたDisclosureやBondax,AlunageorgeやLondon GrammarなどなどのU.K.勢や、アメリカやEU諸国、オーストラリアでもトラップシーン、チルウェイヴ、インディーダンス、アンビエント、R&B、ダブステップなどなどあらゆるジャンルの中に派生するディープミュージックが〜絶賛リヴァイヴァル中のNew School House/ニュースクールハウス(フューチャー・ガラージ等)やBass/ベースミュージックの音楽的手法など多くの音楽要素が渾然一体となった新しいシーンが主流になるでしょう。

お家でのBGM、バーや居酒屋〜遊技場でのBGM、当然クラブでも本領を発揮するような〜無理の無い自然で瑞々しい空気の様な(EDMの作曲手法や音色等も含んだ)音楽が増えるのではないかと思います。


◤チル・ベース/Chill & Bass DJ MIX ◢


著者:小川裕史 (OGAWA)

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◤Mat Zo/中国4000年の発狂認定MV/Mat Zo ft. Chuck D – Pyramid Scheme◢ Arty,Porter Robinson,Electric Daisy Carnival,EDC,EDM,,,

9/19/2013 Unknown 0 Comments




Mat Zo/マッツォーのEDC (Electric Daisy Carnival)/ChicagoとLas VegasのDJプレイにて絶妙のタイミングで差し込まれた名曲「Pyramid Scheme」です。

この曲は一昔前のエレクトロプログレッシヴ・ハウスの構造で、もしかすると4〜5年前に制作した曲をブラッシュアップしたものかもしれません。


-Mat Zo - Pyramid Scheme ft. Chuck D.-

ヴィデオの内容ですが、敬意を込めてかなり酷いです笑!

基本的にはArtyとの共作「Mozart」のMVと同じ様なのりですが、今回の作品は生真面目Artyのエキスを差し引いた分マットのお馬鹿テイストが全面に押し出される形になったのではないでしょうか。


-Mat Zo & Arty - Mozart (OFFICIAL MUSIC VIDEO)-

リズム感のかけらも無いエキストラが演ずる意味不明の太極拳的な集合ダンスですが、見所は特にないです!/というか全体的に見所ですが〜「苦笑いと失笑のギリギリラインを狙った高度な笑い」ともいうべき、みる人を選ぶヴィデオかと思います。

Mat Zoはこれからワールドツアー&アルバムリリースということですが、先日公開されたアルバム収録予定のグリッチホップ的な曲から察するに〜次回のアルバムの内容は彼が培って来たダンスミュージックの集大成でかなり奇想天外な作品になる予感がします〜Porter Robinson/ポーターロビンソンの新作アルバム共々大変期待をしています。



これからEDMの渦中にいる若手アーティスト達が率先して現行のEDMフォーマットを壊して、どんどん新しいスタイルを新造し進化/拡張させていくと思います。固定観念や予定調和という言葉など完全死語になってしまうような「真の斬新」さがこれからあるべきEDMの姿ではないかと思います。


Mat Zoの曲選びは聴いていてほんと面白いです笑。
性格由来の落ち着きの無さとか〜音楽をたくさん聴きすぎて好きなものを全部詰め込みたいという想いとか〜ファンに対してのサービス精神とか、、、グルーヴが持続出来ていなくても<苦笑〜それらを含めてトータルでサイケデリックでピュアな彼のDJはいろんな意味で聞き応えのあるミックスだと思います。







著者:小川裕史 (OGAWA)

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◤「色即是空な鳥肌MV」/Dillon Francis - Without You ft. T.E.E.D.◢ ディロンフランシス,Totally Enormous Extinct Dinosaurs,Steven Soderbergh,,,

9/18/2013 Unknown 0 Comments




もやもやした夢の中の出来事のような〜セピア色と白黒モノトーンを基調に、細かなプロットが散りばめられていて〜失恋直後に起こるような居ても立っても居られない心情を上手く表現出来たヴィデオだと思います。



かなり主観的な作りではありますがこのヴィデオの構成力は素晴らしいと思います。鳥肌たちました笑

途中のストーリー展開も含めて異常なホルモン分泌による悪夢/幻覚的な不思議な夢の中のシチュエーションと現実の狭間を行き来する様なつかみ所のない感覚。

Tシャツのプリントに着眼して目を惹き付けて最期には自分自身がTシャツと共に消えてなくなってしまうという「色即是空」感!素晴らしいです。

ディロン本人が発案したかどうかはわかりませんが、このヴィデオの監督〜脚本は素晴らしいです。スティーヴンソダーバーグ監督がデビューしたての頃〜80年代後半から90年代初頭の時代の主に心情を表現する実験映画をみている様な感覚でした。

人を形作る要素の一つとして常々思う事ですが、人それぞれの生まれ年近辺の年代の映像だったり、音楽だったり、ファッションだったり、まさに精子と卵子が結合した瞬間(時代)の両親が観て感じている〜その時代の空気感や文化などに影響されたDNAが色濃く反映されているとおもいます。

実際に体験した事でもないけれど知っているかの様な既視感や親近感は、親から受け継いだDNAがスイッチを入れて脳と心を躍らせるのだと思います。

みなさんも生まれ年近辺の映画や音楽などには、他の時代のそれよりも特に親近感があるのではないでしょうか?ちょちょいっとYoutubeなどを検索して観て聴いてみてもいいかもですね笑。



著者:小川裕史 (OGAWA)

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Without You
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◢ ◤アヴィチ/Avicii - You Make Me 謎のローラーダンスMV◢ ◤ Avicii,Zedd,True,Wake Me Up,,,

9/16/2013 Unknown 0 Comments



先日リリースされたAviciiのアルバム「True」から〜先発の「Wake Me Up」に引き続き「You Make Me」の(わけのわからない)MVが公開されました。


-Avicii - You Make Me (Official)-

なんでしょうか?これは?

Zeddの「Spectrum」のMVに匹敵する程に意味不明ですけれど、このヴィデオの主人公的存在のモデル(俳優)さんの男子と女子が可愛いのでぎりぎり大丈夫(許せる)かもしれません笑。
(ローラーダンスのBGMがファンク系だから?そういう繋がりなの?誰か教えて下さい笑)

前作「Wake Me Up」のヴィデオの出来映えが割と良かっただけに、今回のMVはみなさん「ハテナ?」モードになっているのではないのでしょうか?


-Avicii - Wake Me Up (Official Video)-


True
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◤ハウスミュージック完全復権!Amtrak/アムトラックの優良ハウスミュージック◢ Amtrak,Kaskade,Edwin Starr,House Music Revival,,,

9/16/2013 Unknown 0 Comments



Kaskadeの「Atmosphere」のリミックスやツアー同行などで認知され始めているアメリカ/ケンタッキー州出身のAmtrac/アムトラック(25歳)をご紹介します。

彼のSoundcloudには数々のオリジナル曲やリミックスワークがアップされていて、そのどの曲に関してもブレのないファンキーなハウスミュージック作品となっています。SKrillex/スクリレックスのNESTからDJ MIXやリミックスのリリースもあるようです。



Kill The Noiseのリミックスなどリミックスの範疇を超えた傑作になっています〜豊かな感性による素晴らしい編曲と独特の穏やかな世界観は原曲の持つ旨味成分を原曲のそれよりも上手に引き出す事に成功しているように思います。



最近の代表曲「Walkin'」は爽快なファンキーテックハウスでとても美しく、太陽のキラキラ輝く丘から幸せの風が吹き下ろしている様な音に聴こえます。サンプリング元はEdwin Starrの「25 Miles」とう曲のようですが、以前記したMadeonの「Raise Your Weapon」リミックス曲を想起する様な優良化学変化作品に仕上がっているとおもいます。



サンプル元の映像ありました↓


-Edwin Starr - 25 Miles-


近頃のピュア〜ディープ〜ガラージハウスのリバイバルのシーンをみていると、「ハウスミュージックは完全に2周目に突入」しているようです。

リプレイというかリデュースというかなんというか、現代の若者が膨大なWebアーカイヴから〜ハウスミュージック誕生からの歴史を発掘しまくって、各々の音楽背景と上手く掛け合わせ進化/拡張させたダンスミュージックが溢れかえっています。

これはハウスだけではなくて音楽というか〜世の中の全てに反映されている事だと思います。何に関しても最初は模倣から始まるのですけれど、最近の音楽シーンのリヴァイヴァルの様相はピュアで新鮮で透き通ったイメージがしてとても気持ちの良い感覚に包まれます。



著者:小川裕史 (OGAWA)

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◤DiploのMAD DECENTブロックパーティライヴストリーム中!◢ Major Lazer,Big Gigantic,RiFF RAFF,Zeds Dead,Samo Sound Boy,,,

9/15/2013 Unknown 0 Comments




DiploのMAD DECENT野外イベント/ブロックパーティのL.A.公演がライヴストリーム中です!


-Mad Decent Block Party LIVE in LA-

7月からアメリカ各州を回っているようです、以下は今日〜明日の参加アーティスト一覧です。

9/14: Los Angeles, TBA
Major Lazer
Matt & Kim
Big Gigantic
RiFF RAFF
Samo Sound Boy
Sasha Go Hard
MORE TBA

9/15: San Diego, Petco Park Lot
Major Lazer
Zeds Dead
Jack U
Big Gigantic
Samo Sound Boy
Sasha Go Hard
Smalltown DJs
MORE TBA

サンディエゴの会場ではSkrillexの飛び入りアクトがあった模様。


-Jack U (Skrillex & Diplo) Opening | Mad Decent Block Party 2013 | San Diego-


-Mad Decent Block Party 2013 LINEUPS ANNOUNCED!-

◤フューチャーガラージ〜❥Bondaxの素晴らし過ぎるMV❥◢ Bondax,majesticcasual,,, Future Garage & New School Deep House

9/15/2013 Unknown 0 Comments



-Bondax - Giving It All (Official Music Video)-

このMVの感覚〜最高です!コレコレコレってかんじで!

ティーンエイジの恥じらいつつも暴走する押さえきれないピュアな恋心といいますか、んも〜とにかくムズムズします<照

ビッチテイスト全開のマイリーサイラス/Miley Cylusとは異なる銀河系というか法も秩序もパラレルワールドしたかのような別世界観の奥ゆかしさにドキドキします。



U.K.出身のアーティストBondaxはまさに10代のデュオということで、彼らが綴るリアルな日常の「音と詩」は余計なデコレーションなどないピュアで洗練された素直なヴァイブスを感じ取る事が出来ます。

本格的にFuture Garage/New School Deepが世界浸透のラインに乗り始めているようです、要注目!!!

このmajestic casualというYoutubeチャンネルはこういったチル〜ディープ系の良音響ばかりをアップしていますので、この手の雰囲気が好みの方は是非チェックして下さい☆





著者:小川裕史 (OGAWA)

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You’re So
You’re So
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Super (2012-03-19)

【楽しい面白いミュージックビデオ】Alex Metric,Zedd,Mike Mago,Alex Gaudino,,,

9/13/2013 Unknown 0 Comments

ダンスミュージックのMVは、楽曲に全然あってない内容だったり〜素っ気ないものが多いですけれど、なかなか面白いビデオがありましたのでご紹介します。

少し前のMVですが、映像のアイデアと編集が素晴らしくて〜観ていてとても楽しいので是非ご覧下さい。


-Alex Metric & Jacques Lu Cont feat. Malin - Safe With You-

Alex MetricはZeddのライヴツアー「Moment of Clarity Tour」にOliverと共に同行中です。

このツアーの3人は歌謡曲とダンスミュージックの絶妙ブレンドマイスターズと言ったところでしょうか。

EDM云々を飛び越えたポップスとダンスミュージックの超濃厚マリアージュですけれど、作品は万人に受け入れられるようなウルトラポップチューンに仕上げています。



↑Zeddの新曲「Stay The Night」はParamoreのヴォーカリストHayley Williamsを起用しましたね〜ポップ路線まっしぐらで最高です!




-Alex Gaudino ft. Taboo "I Don't Wanna Dance" - Work It Kitty-

もうこれは猫好きには悶絶死してしまう程に可愛らしいビデオです。曲は聴いても聴かなくてもいいので映像をご覧下さい笑。





-Mike Mago - The Show (Official Video) (Ministry of Sound TV)-

最近はスタンダードな歌ものハウス曲がいい感じです。

↓U.K.の青年Louis La Rocheによるこの曲のリミックスも秀逸です!




EDMやダブステップなどで急速進化したダンスミュージックシーンのおかげで、ディープハウスからR&B的なものやテックハウスなど〜これまでにあったジャンルもアーティスト個々のスキルが底上げされて音楽シーン全体の質が向上していますね。

スクリレックス/Skrillexが究極の邪悪音響をサラリとぶちかまし、世の中の闇の部分が総露出して〜それを機に全てが光に包まれたおかげで明暗/善悪など全てが一旦フラットになって並列化した様な感覚です。



著者:小川裕史 (OGAWA)

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◤カスケード/Kaskade新作アルバム「Atmosphere」リリース!◢ -これから訪れるディープ・ミュージック隆盛予測など- Deadmau5,Disclosure,,,

9/12/2013 Unknown 0 Comments



Kaskadeの新作アルバム「Atmosphere」がリリースされました。

2003年アメリカのOM Recordsから「It's You It's Me」という素晴らしいアルバムをリリースして世界中を驚かせました。当時のリリース元のOM Recordsはアメリカ西海岸のディープハウスやチルアウト系のレーベルでした。翌年リリースの「In The Moment」も素晴らしい作品でした。

ディープハウスや2ステップといった様々なジャンル横断〜R&B的楽曲やジャズコード〜巧みなストリングス使いなど、当時はU.K.かどこかEU圏のアーティストではないかと勘違いする程に幅広い音楽性とスタイルは当時とても新しい音楽でした。個人的にもかなり影響を受けたアーティストです。

心を締め付ける様な独特の'泣きメロディ'や曲展開における'静と動'の間の取り方の絶妙さなど、どこをとっても申し分ない音楽性です。

一時期、日本でも「乙女ハウス」とかいうジャンルの枠組みに入っていた事もあります。西海岸系のツルっとしたプラスティックっぽい質感の音色にR&B的な歌が乗るという流行もありましたが、Kaskadeにとってはこの時期が最も迷走している時期ではないかと思います。

その後もEUトランス勢との絡みなど更に様々な音楽性を吸収/同化していきますが、決定的な転機/復活劇としてはやはりDeadmau5との共作「I Remember」からです。



同時にリリースされた「Move For Me」も素晴らしい楽曲で、これらのリリースはアメリカにプロフレッシヴ・ハウスが本格的に流入するきっかけとなった出来事に間違いありません。それ以降アメリカでも至る所でトランス〜プログレ系のレイヴが行われていたようです。


-Kaskade & deadmau5 - Move For Me (OFFICIAL VIDEO)-


Deadmau5との絡み以降のアルバム「Dynasty」で本線に完全復帰してくれたKaskadeに昔からのファンは歓喜したのではないでしょうか?事実〜この作品の内容は彼が示す力強い決意と、本来のチャレンジ精神旺盛な新次元を模索する勢いや創造性をガッツリと封印する事が出来ています。

2011年リリースの「Fire & Ice」は収録の1曲づつをダンスバージョンとチルアウトバージョンの2パターンのトラックを作成〜文字通り「興奮と鎮静」の両局面の世界観を創造しました。エレクトロニカ〜アンビエント〜ジャズ〜クラシック〜エレクトロ〜トランス〜ディープハウス、、、ありとあらゆる音楽を変幻自在に操り独特のカスケード・ワールドに仕立て上げる職人技には脱帽です。


-Kaskade feat. Skylar Grey - Room For Happiness (Fire) (Official Video)-



そして、最新作の「Atmosphere」は素晴らしい作品です。



表題曲の「Atmosphere」ではKasakade自身がヴォーカルを務めました。現在〜過去〜未来に至る、新たなる彼の決意や信念を歌詞から感じ取る事が出来ます。

「静かに緩やかに、でも力強く」

といった、Kaskade/カスケードという人間性そのままをさらけ出した楽曲ではないかと思います。

他の楽曲に関しても静と動のバランスが素晴らしい楽曲で、「決定的に流行り廃りの音楽性」である現在のEDMとは完全に距離を置いた内容となっています。

EDMシーンの渦中に居ながらにしてこれだけのテンションで別次元をさらっと醸し出す天才的な器用さには驚愕です。(EDMフェスなどのDJ時には自作のマッシュアップものやセルフ・リミックス曲で観客をロックしていましたね。)



2nd Summer Of Loveの頃と同様にハードコア/ハードスタイルな音楽性に上り詰めた現在のEDMダンスフロアは〜既に飽和が始まっているのだと感じます。これ以上のハードさは存在しない程に〜ダブステップやエレクトロの音色と音楽性は進化しました。

カスケードもそうですがDeadmau5にしてもAviciiにしてもディープスタイルが自らの起源/要素であるアーティストは、今後訪れる「EDMカウンターとしてのディープミュージック」にいち早くシフトしているように見受けます。

最新音楽の発信地U.K.では既にDisclosureなどの次世代ディープミュージック/New School Deep Houseが流行し、EDM以降の(カウンター)音楽として機能しているのではないかと感じます。

エレクトロニカが流行した頃のような〜静かな強かさと未来を見据える絶対的な信念が、今後最も重要な鍵になりそうです。

現在のWebにおける精神同期の感覚は〜24時間フルオンでネットゲームをしている様な感覚で常に世界中のアーティストの意識がシンクロしているようにも感じます。Aviciiが行ったAVICIIXYOU的なコラボレーションが、今後はアーティスト間で頻繁に行われて音楽進化のスピードも更に加速して行くのではないかと予測します。



著者:小川裕史 (OGAWA)

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Atmosphere
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◤ドラムンベース/Camo & Krooked久々の新作リリース!◢ 他、Xilent, Prodigy, Disclosureなど

9/11/2013 Unknown 0 Comments



随分前にご紹介しましたウィーン出身のD'n'B/ドラムンベースデュオCamo & KrookedのEPリリースされるようです。

U.K.のHospital RecordsではNetskyと並び先鋭的な楽曲を意欲的にリリースする秀才アーティストの一つです。

Red Bull協賛のハードスポーツばかりのカットアップで作成された今回のEPの先攻MVの飽きさせない編集は、今すぐ外に出て運動したくなる様な素晴らしい出来です。曲に関してはホーンセクションを上手く取り入れ、まるでDaft Punkがドラムンベースしたような落ち着きながらも活力みなぎる斬新な内容となっています。


-Camo & Krooked - Move Around ft Ian Shaw - Official Video-


2011年にリリースされたアルバム「Croos The Line」は素晴らしい内容でした、その後の「Between The Lines」では前アルバムのリミックスを中心のリリースでしたが、EDMの熱気が一旦落ち着いたこの時期だからこそのタイミングでリリースでしょうか。

エレクトロニカやダブステップやエレクトロなどあらゆる音楽のエキスを詰め込み、彼らならではの観点でドラムンベース〜ドラムステップ等に再調理された楽曲は壮観でした。

EDMが盛上がる前にリードシンセの旋律を主体においてブレイクパート、ダンスパートなどめりはりのはっきりした曲構成と美しいメロディとのスーパーハイブリッド・アーティストとして注目していました。

U.K.起源のドラムンベースはジャンルとして長期にわたり存続しています。
ゴールディ/Goldieの優良アルバム「Timeless」がリリースされたのが1995年〜プロディジー/Prodigyなどは1992年頃から高速ドラムンベース/ジャングルのシングルをXL Recordingsからリリースしていました。


-The Prodigy - Everybody In The Place [HD]-

(大昔のこのMVは逆に新しい印象を受けました笑/さらにこの曲のベース音はU.K.ダンスミュージック伝統の音色みたいですね!Disclosureなど本当にイギリスダンスミュージック界の申し子で間違いなしです☆)


その後もFull Cycle RecordsやDJ KrustやRoni Sizeなどの有名アーティストやレーベルなどオリジナリティ溢れるドラムンベースが流行っていました。

LTJ Bukemなどのアートコアと呼ばれる透明感のある美しいシンセが特徴のジャンルもありました。曲中の超ロングブレイク展開ではその後トランス系の文脈とも混交する要因となるトランシーな昇天サウンドも特徴でした。

現在活躍中のXilentなどはまさにこの辺りの流れ、トランス+ドラムンベース→ダブステップ&エレクトロを背景に持つアーティストです。


-Xilent - Boss Wave (Official Video)-

(まるでBig Gigantic節の効いたグリッチステップはノイジーながらも非常に耳に心地よく安心して身を委ねる事が出来ます)


ドラムンベースの歴史の全てはここに書ききれる分けはないのでこれくらいに簡略化しますが笑、こういったマイナーチェンジを繰り返しても核心のハード部分の強さがジャンルを存続/成長させる要点で〜現在のダブステップもドラムンベースの歴史がなければ誕生し得なかったジャンルである事は間違いありません。

EDMでもロックのダイナミズムをダンスと融合してより強い感情をかき立てるスタイルとしてドラムンベースやダブステップは曲中の効果として部分的に使われたりしています。

まさにEDMとはこういった多ジャンルの融合形態なのですが、現在の進化状況に置いては全体的に頭打ちしているようで、アーティストレベルで次の方向性を画策している真っ最中だと思います。

今年リリースが噂されるスクリレックス/Skrillexの新作アルバムについては、まさに上記の件が密接に関与する内容でありますし〜それらの既存フォーマットなど余裕で飛び越えてしまう驚きの新次元がまたもや解錠されるかもしれません。



著者:小川裕史 (OGAWA)

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Zeitgeist
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【Miley Cyrus - Wrecking Ball/マイリーサイラス新作MV】

9/10/2013 Unknown 0 Comments



MTVのVMA2013でロビン・シックと共に’鶏ガラTWERKING’パフォーマンスで世界中をアングリさせたマイリー・サイラスの新作MVです。

アメリカのテレビ番組「「ハンナモンタナ」に出演してた頃が懐かしいですが、ディズニーチャンネル出身の人物がこれほど変容するとは!という驚きや嫌悪など、観るものに対して、多種多様の感情を植え付けています。

Twerkingや裸同然のコスチュームでセックスアピールをしてますが〜スレンダー過ぎる彼女の肉体に対し性的に反応するのはごく一部のフェティシストだけではないのかな?とも思いますが、セックスアピールという行為を逆手に取った自虐的意味合いも含めたパフォーマンスのように見受けます。

雑誌Vogueに出入り禁止になったり、マドンナやブリトニー・スピアーズなどの歴代はっちゃけアイコンと比較されていますが、彼女の場合はかなり強かな計算の上の行動のようにも見えますが思い過ごしかもしれません笑。

ブリトニー・スピアーズとの共演曲もリリース予定のようですが、予測不可能でいて予定調和も含んだ人を惹き付け巧みな動きを見せるマイリー・サイラスは暫くは目が離せない注目のお騒がせアイコンですね。



著者:小川裕史 (OGAWA)

-プロフィール-
ダンスミュージックを中心にあらゆる音楽を作っています。映画のサントラやJ-POPプロデュースなど、勿論DJもやります。2011年に黒木メイサさんのダブステップremix曲を制作させて頂き、いち早くEDMなど最新音楽を取り入れています。現在はアルバムを製作中です。

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◤チル・ベース/Chill & Bass DJ MIX ◢ ➥EDM spin out - New School Chill Bass ➥😻🔊名曲アルバム vol.2 -Chill Bass Groove- / FTA (Famous Tune Album) vol.2

9/10/2013 Unknown 0 Comments



以前に書いた記事◤New School Deep & Bass◢に関連するDJ MIXを作成しました。

今回のミックスは主にChill/チル系のベース/Bass文脈から、派手過ぎず〜暗過ぎず〜歌ものを中心という縛りで、自分のお気に入りの曲を厳選してみました。

序盤から中盤にかけては、BPM140のダブステップ・セオリーの中にトラップ/TRAP要素が上手く取り入れられたものや、ドラムステップ/Drum Step、チルステップ/Chill Stepものでしかもポップ系のRemix曲など、中盤以降に関しても〜限定テンションの中で出来る限り多くの色合いの曲達を集め纏めてみました。

New School Deep Houseが盛上がって来ましたが、今回は4つ打ちは極力封印してヒーリング要素を強調した作りにしました。「New School Chill Bass」とでも表現出来るミックスになったかとおもいます。

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【New School Chill Bass / FTA vol.2】

01.No Limits - Slow Down (ft. Jovan Wilder)
02.JumoDaddy - All Night Long (Original Mix)
03.Lana Del Rey - Young & Beautiful (YOOK!E Bootleg)
04.Sweater Beats - Make a Move (Branchez Remix)
05.Disclosure - Latch (Manic Focus Remix)
06.Deadmau5 & Kaskade - I Remember (Spaveech Late Night Trap Remix)
07.The M Machine - Shadow In The Rose Garden (Matt Lange Remix)
08.London Grammar - Wasting My Young Years (Sound Remedy Remix)
09.Naughty Boy - La La La (Kaos remix) [feat. Sam Smith]
10.Cashmere Cat - Mirror Maru
11.Ciara - Body Party (NEVR Remix)
12.Cosmo's Midnight feat. Nicole Millar - Phantasm
13.Lenka - Nothing Here But Love (Twice As Nice Remix)
14.SBTRKT - g.l.b edit
15.BANKS - Warm Water (Snakehips Remix)
16.Major Lazer - Get Free feat. Amber of Dirty Projectors (Avicii Edit)
17.Rihanna - Stay (Butch Clancy Remix)
18.Hundred Waters - Thistle (TOKiMONSTA Remix)
19.A$AP Rocky - Thuggin' Noise (Ryan Hemsworth Edit)
20.Rudimental Ft John Newman - Feel The Love (Kill Paris Remix)
21.Yuna - I Wanna Go (Faustix & Imanos Remix)
22.LBCK - Call My Name
23.Lorde - Royals (The Weeknd Remix)
24.Daft Punk - Something About Us (Ricky Cervantes Orchestral Mix)

Mixed by OGAWA

D O W N L O A D

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現在のEDMは今年旬を迎えて、シーンの熱狂は春から夏にかけて頂点を過ぎ一段落した状況だと感じます。

Skrillex/スクリレックスが切り開いた「全ての音楽ジャンルが自由交配したミクスチャー感覚」が、EDMシーンの勃発〜開花〜成長する引き金であったと思います。

ダブステップ/Dubstepやムーバートン/Moombahtonをはじめとするベース系シーンはEDMの内部なのか~それともスピンアウト的な立ち位置なのか? なかなか微妙な線引きにありますが、プログレ・トランス・エレクトロ系が主流の4つ打ち系EDMとはほとんど接点を持たない〜Bass/ベース系のシーンはとてつもなく深く幅広い範囲で存在しています。

エレクトロニカ/Electronica出身〜ヒップホップ/Hip Hop出身〜チル・アンビエント/Chill Ambient出身〜エレクトロ出身〜R&B 出身〜ダブステップ/Dubstep出身〜トラップ/Trap出身、、、などなど切りのない程多数のアーティスト達がベースシーンを極彩色に染め上げています。

以前から言っていた持論ですが「ダブステップはかつてのハウスミュージックのシーンと酷似〜現代のハウスミュージックである」という言葉どおり、更に幅広いベースシーンとして進化/成長している最中です。その繁殖の度合いと現実にみるシーンの状況は更に大きな枠組みで「New School House Music」と命名してもいい程ですね。

これらのDeep Groove/ディープ・グルーヴ系のダンスミュージックが、今後EDMとどういった繋がり具合で拡散/成長して行くのかという過程も大変興味深い見所ではないかと思います。



著者:小川裕史 (OGAWA)

-プロフィール-
ダンスミュージックを中心にあらゆる音楽を作っています。映画のサントラやJ-POPプロデュースなど、勿論DJもやります。2011年に黒木メイサさんのダブステップremix曲を制作させて頂き、いち早くEDMなど最新音楽を取り入れています。現在はアルバムを製作中です。

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【RELIVE ULTRA MIAMI 2013 】- UMF / Ultra Music Festival 2013 Official After Movie -

9/04/2013 Unknown 0 Comments



今年2013年3月、アメリカ/マイアミで2週に渡り行われたUMF(Ultra Music Festival)のアフタームービーです。


-RELIVE ULTRA MIAMI 2013 (Official Aftermovie)-

UMFとは1999年から始まり〜マイアミ拠点にスペイン/イビサやブラジル/サンパウロ、最近では韓国/ソウルなど世界各国で展開する超大型ダンスミュージック祭典です。

UMF/マイアミはアメリカでも世界的にも、本格的にEDMが浸透するきっかけとなった最重要起点フェスティバルだと思います。2013年の観客総員数は33万人と小さな都市一つ分程の人々が世界中からUMFマイアミに集結しました。

1年を通して温暖な風土とあらゆる人種が混在するマイアミの土地柄などから、まさに世界祭典のステージとして申し分ない環境であると思います。このムービーは、素晴らしい編集と臨場感で現在のEDMシーンの熱気を再確認することが出来ます。


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◎アーティストごとの映像もアップされています

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Hardwellはライヴの翌日にYoutubeで自身のライヴ映像をアップしていました。DJミックスストリームの量産やその他の情報提供などのファンに対しての心遣い/奉仕の迅速さには驚かされます。


-Hardwell live at Ultra Music Festival 2013-

Steve Aoki/スティーブ青木の毎回お約束のケーキ投げ、シャンパンシャワー、ゴムボートなどお決まりコントのようでお笑い要素も十分兼ね備えたエンターテインメントです。


-Steve Aoki LIVE at Ultra Music Festival 2013-

この日のライヴでヴォーカルのTrevor Guthrieを率いて披露されたArmin Van Burrenのスマッシュヒット曲「 This Is What It Feels Like 」から始まる濃密なライヴは、流石〜王者の風格/トランス・キングと言ったところです。


-Armin van Buuren live at Ultra Music Festival 2013-

他にもYoutubeで「UMF 2013」と検索をかけると多数のライヴ映像が楽しめるので、お気に入りのアーティストを探してご覧になってはいかがでしょうか。

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今年のUMFのインターネットのストリームライヴ配信で、世界中の人々がこの一大ムーブメントを共有して〜まるで会場にいるかの様な臨場感で各々のリアルタイムに感動したと思います。

この日、私もストリームに釘付けになっていました。

そこで感じたものはEDM云々というよりも、ネットから再生されるこれらの音楽と映像は〜言語も宗教観など余裕で飛び越えた、まるで新しい文明に触れる様な感覚でした。それらに心躍らせつつ全てに一喜一憂する感動の時を過ごしました。

UMFマイアミならではの魔法の時間をパッケージして、インターネットからの電気信号で即時開封共有するという〜地球規模の儀式/集会に参加したような貴重な体験でした。

勿論、現場の臨場感に勝るものはないでしょうが、これほどの大規模祭典をネットを介し全世界共有するなんて感無量です。

我々=地球の細胞が、ある一点に反応し呼応/脈動し参加者全員で新しい未来を形成して行くかの様なこの感覚は本当に有意義でした。この体験から更に多くのレイヴァーやアーティスト達が生まれたのではないかと思います。

今後、EDMがいったいどういう方向へいくのか。

現在は過渡期を過ぎ成熟も末期を迎えようとしているように感じます。

これから再度の細分化=分散=原点回帰が起こるのか、、、
それともスクリレックスの様な更なる急激進化を遂げた変異体が現れるのか?
これから起こる、どこからかの次のアクションを世界中が心待ちにしているのではないかと思います。


著者:小川裕史 (OGAWA)

-プロフィール-
ダンスミュージックを中心にあらゆる音楽を作っています。映画のサントラやJ-POPプロデュースなど、勿論DJもやります。2011年に黒木メイサさんのダブステップremix曲を制作させて頂き、いち早くEDMなど最新音楽を取り入れています。現在はアルバムを製作中です。

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◤ New School Deep & Bass ◢ -Disclosure,AlunaGeorge,Lorde,Cashmere Cat,,,-

9/02/2013 Unknown 0 Comments



EDMのばか騒ぎを尻目に、ディープグルーヴの本場U.K.ではポップス枠でDisclosureやAlunaGeorgeといった次世代のエレクトロニックポップス〜New School Deep系アーティストの楽曲が注目されています。

(まさにこの二組のライヴが9/24に恵比寿Liquid Roomにて行われる予定ですね)


-Disclosure - White Noise ft. AlunaGeorge (Official Video)-


もう少し早いタイミングでTotally Enormous Extinct Dinosaurs(T.E.E.D.)などもネクストCalvin Harris的な立ち位置でエレクトロディープハウスとポップスの絶妙な掛け合わせでデビューし人気を博していました。彼は最近Dillon Francisの曲「Without You」でヴォーカリストとしてフィーチャーされていましたね。


-Totally Enormous Extinct Dinosaurs - Your Love-

(震災以降、日本の風景や活字を使うPVが多数ありったり曲に日本語のサンプルを入れたり、ヴィジュアルにカタカナを使ったりと、若干流行になっていますが、諸々感慨深いです。)



アメリカのポップシーンでヒットしているニュージランド出身の16歳の女性シンガーLordeなど、まさに上記のアーティストの意識とも相通ずる〜今の世代のカリスマ的存在ではないでしょうか。Lana Del Layなどのサッドコアミュージックよりも更に脱力し、そうしながらも強固で不動な信念はここにあり的な力強くも繊細な新しい音楽の流れ。


-Lorde - Royals (US Version) -

抑揚の幅を押さえた現代っこならではの気質というか〜若年世代を通し一貫してある肩の力を抜きつつ淡々と物事を見つめる生き様を表現するかの様な音楽性は世界至る所で多発しているように感じます。

そのムーブメントに呼応してか、オーストラリアやノルウェイやアメリカでも〜このはっきりと命名もされていない新しいシーンがアンダー/オーバーグラウンドを問わず注目されているようです。

アンダーグラウンドではチル・ウェイヴ/Chill Waveやチル・トラップ/Chill Trap、アンビエント・ベース/Ambient Bassなどどいったアーティスト個々レベルで名付けた様なジャンルが点在し、まさに上記のフワフワした現代っ子の意識を写す様な音楽とリンクしているように感じます。


例えばオーストラリアのFlumeというアーティストはDisclosureのリミックス曲「You & Me」がSoundcloudで既に300万の再生回数を迎えようとしています。この曲は「Harem Shake」でお馴染みのBaauerもリミックスを手がけています。




U.K.のBBC Radio 1XtraのDiplo & Friendsで一躍世界に名を轟かせたCashmere Catなど本当に素晴らしいセンスの持ち主です。

チル・ベース・グルーヴとでもいえる様なラブリーでふわふわな浮遊感たっぷりの音像と音楽性にトラップ系の小刻みビートが上手く絡み合う〜なんともいえない独特のはがゆい雰囲気を堪能することが出来ます。

事実この1時間に及ぶ(彼の作品も含めた)良ミックスは世界中のチル&トラップ愛好家に多大な影響を与えた超秀作といえると思います。



既に来日も果たしているアメリカの17歳の青年 XXYYXXもこういったシーンの筆頭アーティストといえると思います。


-About You [directed by VASH]-


他にもアンダーグラウンドでは世界至る場所に、New School Deep & Bassのアーティスト達は点在しています。

それらの才能があっという間にオーバーグラウンドのポップシーンで活躍したりするのも、現在のネットワークが普及した音楽シーンではさほど珍しい事ではないかもしれません。

EDMの派手さとは対極にあるべく、こういったソフト&ディープな音楽シーンの発展が本当に楽しみです。


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【Made In America Festival】-Deadmau5 Live-

9/02/2013 Unknown 0 Comments



バドワイザー主宰でアメリカ/フィラデルフィアで行われ(た)ているMade In America Festival

MacklemoreやBeyonceやNIN、Deadmau5やCalvin HarrisやPorter Robinsonまでが出演している音楽祭典です。

EDMオンリーのフェスよりも幅広い音楽性は見応え十分のエンターテインメント祭典かもしれません。(これは観たかった!)

いち早くDeadmau5のライヴ映像が共有されているので気になる方はご覧下さい!このライヴをJay-Zが楽しんでいる映像もアップされています。




以下、アーティストのラインナップです。

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-Saturday, August 31-

ROCKY STAGE (MAIN)

Beyoncé - 10:30 pm - 12:00 am
Phoenix - 8:30 - 9:30 pm
Imagine Dragons - 6:30 - 7:30 pm
Public Enemy - 4:45 - 5:45 pm
A$AP Rocky - 3:15 - 4:00 pm
Walk the Moon - 2:00 - 2:30 pm

LIBERTY STAGE

Deadmau5 - 9:30 - 10:30 pm
Empire of the Sun - 7:30 - 8:30 pm
2 Chainz - 5:45 - 6:30 pm
Emeli Sandé - 4:00 - 4:45 pm
Haim - 2:30 - 3:15 pm

FREEDOM STAGE

Wolfgang Gartner - 8:15 - 9:30 pm
Porter Robinson - 7:00 - 8:15 pm
TJR - 5:45 - 7:00 pm
Rudimental - 4:30 - 5:30 pm
Mord Fustang - 3:00 - 4:00 pm
Redlight - 2:00 - 3:00 pm

SKATE PARK STAGE

Cloud Nothings - 6:30 - 7:30 pm
Balance & Composure - 5:15 - 6:00 pm
Restorations - 4:00 - 4:45 pm
Brick + Mortar - 2:45 - 3:30 pm
Duo Kie - 2:00 - 2:30 pm

-Sunday, September 1-

ROCKY STAGE (MAIN)

Nine Inch Nails - 9:30 - 11:00 pm
Queens of the Stone Age - 7:30 - 8:30 pm
Wiz Khalifa - 6:00 - 6:45 pm
Kendrick Lamar w/ Schoolboy Q, Jay Rock, Ab-Soul - 4:30 - 5:15 pm
Gaslight Anthem - 3:00 - 3:45 pm
Fitz & the Tantrums - 2:00 - 2:30 pm

LIBERTY STAGE

Calvin Harris - 8:30 - 9:30 pm
Macklemore & Ryan Lewis - 6:45 - 7:30 pm
Miguel - 5:15 - 6:00 pm
Solange - 3:45 - 4:30 pm
Wavves - 2:30 - 3:00 pm

FREEDOM STAGE

Nero - 7:30 - 8:30 pm
Feed Me - 6:30 - 7:30 pm
GTA - 5:30 - 6:30 pm
AlunaGeorge - 4:15 - 5:15 pm
Robert DeLong - 3:00 - 4:00 pm
Jesse Rose - 2:00 - 2:45 pm

SKATE PARK STAGE

Pujol - 6:30 - 7:30 pm
The Front Bottoms - 5:15 - 6:00 pm
Diarrhea Planet - 4:00 - 4:45 pm
The Underachievers - 2:45 - 3:30 pm
Yazz the Greatest - 2:00 - 2:30 pm

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